該非判定は誰がやるのか
決めるのは自社です
自社の製品が規制対象かどうか、経済産業省は「OKかNG」を教えてくれません。判定するのは、その製品をいちばんよく知っている自社です。
なぜ自社が判定するのか、何を道具にするのかを、約2分で見ていきます。基礎コースの最終回です。
この動画で学べること
- 該非判定を、経済産業省ではなく自社で行う理由
- マトリクス表=「輸出令・貨物等省令・運用通達の3つを横に並べた、判定のための表」
- 経済産業省のQ&A・ガイダンス・事前相談は、答えではなく「道具と解説」であること
- 非該当=「規制リストに当たらないこと」でも、補完的輸出規制の対象になりうること
- 取引先からもらった該非判定書をそのまま信じず、自社で確認する理由
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安全保障貿易管理、基礎コース。第八回、経済産業省は「OKかNG」を教えてくれません。
このレッスンのゴールは三つ。該非判定を行うのは自社である理由を説明できること。マトリクス表が何の三階層でできているかを説明できること。非該当でも終わりではない理由を説明できることです。
輸出しようとしている製品が規制対象かどうか、経済産業省は教えてくれません。判定に必要なのは、製品の詳細な仕様です。それを正確に知っているのは、その製品を作って売っている会社。モノを一番よく知っている人が判定する、という設計です。
判定に使う道具がマトリクス表です。輸出令という大枠、貨物等省令という数値・条件、運用通達という解釈。この三階層を横に並べたものです。
判定してもらえないとはいえ、放り出されるわけではありません。経済産業省のQ&A、ガイダンス、事前相談。答えは出してもらえませんが、道具と解説はもらえます。
非該当と分かっても、それで終わりではありません。大量破壊兵器の開発に使われるおそれがあれば、補完的輸出規制の対象になることがあります。
判定した結果は、該非判定書に残します。ここで注意が必要です。取引先からもらった判定書を、そのまま信じてはいけません。責任を負うのは、実際に輸出した会社です。
まとめます。一つ、モノを一番よく知っている会社が判定するという設計です。
二つ、判定はしてもらえませんが、Q&A・ガイダンス・事前相談という道具と解説はもらえます。
三つ、非該当でも補完的輸出規制があり、責任は実際に輸出した会社が負います。
これで「はじめての輸出管理」全八本は完結です。次は、制度がどう組み上がっているかを見ていく、「制度のしくみ」シリーズをお届けします。
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無料で登録するこの動画は、安全保障貿易管理の一般的な考え方の解説です。個別の製品や取引についての該非判定ではありません。個別の案件は、経済産業省 安全保障貿易審査課に確認してください。最終的な判断は、輸出する自社で行います。 制度は改正されるため、実務では必ず経済産業省などの最新の一次情報をご確認ください。安貿ナビは民間の学習サービスで、官公庁・団体の公式チャンネルではありません。
